北京オリンピックなどスポーツや勝負などで言われるのが『勝ち負け』など勝敗についてですよね。
そして普段この勝敗で使われてる『敗北』という言葉について、改めてその由来やなぜ敗北という言葉に北が使われてるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
また、敗北についてこの北が使われてる理由以外にも北という字に❝逃げる❞という意味があるのも気になるところですよね!
そこで今回は『敗北になぜ北が使われているのか?語源や由来に逃げる意味はなぜか調査!』としてまとめていきたいと思います。
敗北になぜ北が使われてるのか?
勝敗で使われる勝ち負けの言葉ですが、その中でも勝負に敗れたときに『敗北』という言葉が使われますよね。
この敗北という言葉についてなぜ❝北❞が使われてるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
これについて調査してみたところ諸説あるようですが、『敗北に北が使われるのはなぜか?』という理由について多かった意見はこのようなものでした。
「北」は、二人の人が背を向け合っているさまを示した漢字で、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」の意味があり、「逃げる」の意味もある。
そこから、戦いに負けて逃げることを「敗北」というようになり、単に、争いに負けることも意味するようになった。
敗北の「北」は、方角を表しているわけではないとのことだそうで、逃げるという意味も込められてるそうです。
【負ける】ことをいう『敗北』。
敗北の「敗」の字は「敗れる」でわかりますが、私たちは、北という漢字をみると、方角の印象が強いですが、そもそも方角を表す 「北」も、暖かい南に顔を向けると寒いほうに背が向けられるので「北」の漢字が使われるようになったとのことです!
http://twitpic.com/57duan – 敗北になぜ【北】の字が:「北」はもともと人と人とが背いて立っている事を表す字でした。負けて背を向けて逃げる様子が「北」なのですhttp://www.nhk.or.jp/kininaru-blog/55114.html
— 半額カーネル (@yokoisi) June 7, 2011
敗北はなぜ「北」なのか。どうやら「北」という字自体が「背を向ける、逃げる」の意味を持つ(二人が背中合わせになった姿を元にした漢字)ため、戦いに負けて逃げることをそう呼ぶようになったらしい。戦争で北の国に大敗を喫した故事でもあったのかと思ったがそんな大それたことはなかった
— maitake (@himitake) October 20, 2010
「敗北」という字でなぜ「北」が使われてるのか pic.twitter.com/WOKKXnvJdS
— ゆとり (@ytr727) May 5, 2021
そしてこの敗北という言葉の歴史はとても深いんだそう!
「敗北」は史記・項羽紀にも出てきます!ただ負けただけではなく、負けて背を見せて逃げるの意味の、謂わば熟語なのかもしれませんね。
何気なく勝負の世界で使用してた敗北という言葉ですが、その歴史は深く、北が使われる理由も『相手に背を向けて逃げる』など北という言葉にあった方角だけでない意味が判明しました!
敗北の意味・由来・語源
ここまで『敗北』になぜ北が使われるのか?ということについて調査してきました。
そして『敗北』に北が使われる理由として、北という漢字が二人の人が背を向け合っているさまを示した漢字であることから、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」の意味や、「逃げる」の意味もあることから使われてるということが判明しました。
この「北」という漢字が背を向けている者同士のことを指しているとすると「敗北」の本当の意味も見えてくるのがわかります…!
敗北時に背を向けてる者同士ということは、最初は後の勝者と敗者の二人が向かい合っているということになりますよね(^_-)-☆
先ほどの『敗北』になぜ『北』が使われてるのか?という理由はわかりましたが、この「北」が表している二人の人間のうちの右の人間と左の人間はどちらが勝ったほうで、どちらが負けたほうなのだろうか?ということが気になってきませんか?(笑)
こちらについて調査してみたところ、どちらが勝ったとか負けたという意味はないそうですが、一方が「王」で、もう一方が「王に背くもの」という由来があることが分かりました。
王は南を向いて座る(太陽を向く)
背が向いている(せむく=そむく=背く=北く)
のは北
敗けて背を向けるから敗北 https://t.co/6fweBTYA4X— 時雨時 (@MallowBlue162) December 17, 2021
漢字の起源は中国と言われてます。
その古代中国において、王の宮殿は必ず南向きに建てられていたそうです。
「天子は南面する」という言葉があるように、王というのは南へ行く者だったのです。
クオード高等部です。
敗北にはなぜ「北」が使われているかご存知でしょうか。「天子は南面する」という言葉があり、王は北を背にして座る者とされています。つまり、南を背にして北に向かう者は王に敗れた者として、「敗北」となったのです。
M.H#quard #クオード #QUARD高等部 #クオード高等部— クオード2<高等部> (@quard2) July 27, 2021
なぜ王は南に行く者だったのかというと、北側には北極星があったからだそう。
「敗北者」の語源を調べたんじゃが、話は古代中国の王の宮殿の建築構造にまで遡り、『天子は南面する』だとか、『北極星』だとか、いろんなキーワードが出てきて
敗北者
って言葉が出来た模様。
— まじゃる (@MAJARU_17) December 4, 2018
北極星というのは常に真北の方向で輝いている不動の存在ですよね(^_-)-☆
ということから、君主を不動の存在である北極星に見立ててこのように言われてきたと言われています。
実際、中国の伝統的な家の造りというのは君主が北を背に向けて座るような構造になっているんだそう( ゚Д゚)!
お客様をおもてなしするために客が座るのは北側となっているんだとか。
話を戻すと、南ではなく反対に北へ行く者、つまり北極星に向かう者がすなわち王に背く者というわけです。
そんなわけで「敗北」という言葉は「敗れて相手(王)に背を向けて逃走する」という意味が込められているというわけなのです。
この語源からすれば、敗北という言葉の裏側には、あくまでも勝った方が惨めな敗走をする者に対して「去る者は追わず」と余裕を見せるところまでが「敗北」ということになりますよね。
それはつまり、逃げる者を「待て!逃げるなーー!」と執拗に追い回したならば「敗北」とは言わないのではないのかもしれません。
勝利した者が敗北者をしつこく追い回すのは、商社の威厳がありませんよね(;^_^A
王のように、勝利したならば余裕をもって相手の敗走すらも許容できる寛容さを持ちたいものですね。
逆に言うと、惨めな敗走をするまでが「敗北」であって、決してあきらめなければそれは「敗北」とは呼びません。
「敗北」を受け入れたならば、それを糧にして何が原因で負けてしまったのか?それを追求したうえで再び挑戦することで「敗北」したとしてもそれは表面上の負けなのではなく成長することに繋がるのかもしれません。
また勝者の方も敗北した相手に対し、勝ちをひけらかすのではなくその強さと共に相手への尊敬する心も大切なのかもしれませんね。
『敗北』という言葉に北が使われる理由について調べてみたところとても深い言葉であることが判明しました!
まさに北京オリンピックで盛り上がる今、選手たちのスポーツマンシップで勝者も敗北した選手も共に尊敬しあう姿から学ぶことも多いのではないでしょうか?
まとめ
今回は『敗北になぜ北が使われているのか?語源や由来に逃げる意味はなぜか調査!』としてご紹介しました。
敗北という言葉に北が使われる理由としては北という漢字が二人の人が背を向け合っているさまを示した漢字であることから、「相手に背を向ける」「背を向けて逃げる」の意味や、「逃げる」の意味もあることから使われてるということが判明しました。
またその敗北で使われる北という字のどちらが敗北した人なのかと調べてみたところ中国の古い歴史が携わってたことも分かりましたね。
北京オリンピックの今、勝ち負けや敗北で涙を呑む選手など数々のドラマがあるわけですが、改めて言葉の意味を知ると楽しめるのかもしれませんね。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。