春の風物詩『桜』。
桜並木というと川沿いと答える方も多いのではないでしょうか?
そんな川沿いにある桜ですが、ほとんどが堤防のように川沿いに並んで植わってますよね♪
満開の桜の季節になるとすごく綺麗なのですが、なぜ川沿いに桜並木が多いのか気になった方もいるのではないでしょうか?
またこの季節ならではのおすすめ川沿い桜並木名所も気になりますよね。
そこで今回は『桜が川沿いはなぜ?堤防のような並木の理由とオススメ名所も!』としてご紹介していきたいと思います。
桜並木が川沿いにあるのはなぜ?
桜並木=川沿いというイメージの方も多いかと思います。
この桜並木が川沿いにある理由ですが…
川の氾濫対策に植えた
とのことだそうですが、実は川の氾濫対策の裏側には堤防の役割だけではなく、さらに深い理由があります。
川沿いに桜を並べて植えるようになったのは江戸時代ごろだったそうです。
江戸時代の頃は今と違い、大雨が降るとすぐ川が氾濫することもしばしばでした。
確かに今のような堤防などのコンクリートなどの技術もまだなかった頃ですよね(;^_^A
そこで、川沿いの土手に桜を並べて植え、桜並木にすることにより、堤防のようにして川の氾濫の災害対策だけでなく、桜が満開の時期には毎年多くの人が花見に訪れるようになりました。
3月27日(日)曇時々晴 22℃
おはようございます! #東京都水の科学館 です。今日はさくらの日。
川沿いに桜が植えられるのは、土手の地盤固めのためだとか。それって、桜は根が丈夫だから?いいえ、多くの花見客が土手を踏みしめて固めるからだそうです。江戸時代の治水事業の一つなんですね。#桜 pic.twitter.com/jbqg3XBFbl— 東京都水の科学館PR (@mizunokagakukan) March 26, 2022
川沿いの桜を多くの方が見に来ることで、結果として人々が土手を踏み固め増水に耐えられる強い土壌を作ったのだそう。
昔の人達の知恵の結晶が今の美しい川沿いの桜並木に繋がってるわけですね♪
そして江戸時代の方々も桜の花がお好きだったとのことで、昔から桜は私たち日本人の心に深く寄り添ってきた季節をつげる花だったことがわかりますよね♪
▼現在はお花見に中々行きづらいですが、おうちで桜を楽しむのも素敵ですね▼
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ではそんな堤防の役割だけでなく、川沿いの土壌を強くすることを願う意味も込めてたくさん植えられた川沿いの桜並木ですが、関東・関西オススメ川沿い桜並木についてもご紹介していきたいと思います。
川沿い桜並木のおすすめスポットはここ!
桜並木といえば川沿いと答える方も多いのではないでしょうか?
数多くある川沿いの桜並木でも人気お花見&フォトスポットとして話題の川沿いの桜並木の場所についていくつかご紹介したいと思います。
- 千鳥ヶ淵緑道
- 隅田公園
- おの桜づつみ回廊
- 海津大崎
千鳥ヶ淵緑道【東京都千代田区】
皇居お濠沿いの遊歩道としてもしられる千鳥ヶ淵。
アクセスも良く会社帰りなどにも立ち寄れるスポットですよね♪
千鳥ヶ淵の桜と東京タワーが美しい。 pic.twitter.com/wEyUDpIPcf
— (@daizphoto) March 25, 2022
東京タワーと桜のコラボはまさに絵葉書のような風景ですよね!
最近はコロナ禍でライトアップなどはされてませんが、桜が満開の時期には昼間でも約700mにわたり、染井吉野を中心に約260本が咲き、お散歩スポットとしてもオススメですよ!
隅田公園【東京都墨田区】
隅田川沿いにあり、まさに川沿いの桜並木と聞くとこの隅田公園のイメージの方も多いのではないでしょうか?
隅田公園沿いなので休日にはご家族などで訪れても楽しめますよね♪
墨田区・東十間川にかかる源森橋のたもとにある、満開の桜越しのスカイツリーです。月曜日ですが、多くの人が写真を撮っていました。近くの隅田公園の桜も見頃です。紅白の八重桜とスカイツリーも、また美しく。#したまち発 pic.twitter.com/bjq7hGZWxR
— 東京新聞したまち支局 (@sitamati_news) March 28, 2022
先ほどの東京タワーと川沿いの桜並木があった千鳥ヶ淵に対し、こちらはスカイツリーと川沿いの桜並木のコラボ!
おなじ都内ですので2か所めぐってみるのも楽しそうですよね(^_-)-☆
おの桜づつみ回廊【兵庫県】
全長4kmの美しい川沿いの桜並木のおの桜づつみ回廊。
逆さ桜など人気 おの桜づつみ回廊で催し 8日:https://t.co/vPCsxJ7qFl pic.twitter.com/pktljNhHLq
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) April 7, 2018
約650本の桜並木は西日本最大級の規模なんだそうです!しかもこちらの川沿いの桜は5種類の桜が上流から下流へ順に開花することで、長期間にわたり桜が楽しめるのも魅力です。
そして、堤防沿いの一角では、田んぼの水面に桜が映り込む「逆さ桜」も今ネット上で話題なんだそうですよ♪
海津大崎【滋賀県】
滋賀県琵琶湖の湖岸沿い4㎞の海津大崎の桜。
おはようございますいよいよ #お花見 シーズンに突入日曜日、早速お花見に行かれた方も多いのでは今朝の桜は「 #さくら名所100選 」にも選ばれている滋賀県 #海津大崎 ✨例年の見頃は4月上旬~中旬で、約800本の美しい #ソメイヨシノ が #琵琶湖岸 約4kmに圧巻の桜のトンネルを作り出しますよ pic.twitter.com/UBFqVzOsRf
— まっぷる編集部【公式】 (@mapple_editor) March 28, 2022
こちらは「日本のさくら名所100選」にも選ばれている風情と歴史ある桜なんだそうですよ!
琵琶湖沿いとのことで川沿いとはまた少し違いますが、おそらく琵琶湖の氾濫に備えた当時の人の堤防代わりだったのかもしれませんね。
こちらは例年4月上旬に開花だそうで西日本の桜でも遅咲き桜といわれています。
川沿いの桜はなんといってもその風景がまさに日本の春といった風景で絵になりますよね(^_-)-☆
まだお花見というのは難しいかもしれませんが、川沿いをお散歩しながら春を感じてみるのはいかがでしょうか?
▼桜を見るのもいいけど食べて桜を感じたいならこちらもおすすめですよ▼
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桜が川沿いなのはなぜ?という疑問には堤防の役割だけではなく江戸時代の昔の人の知恵がつまったことだと判明しました♪
まとめ
今回は『桜が川沿いはなぜ?堤防のような並木の理由とオススメ名所も!』としてご紹介しました。
桜が川沿いなのはなぜ?という理由については堤防の役割ももちろんですが、花見で多くの人が訪れて土手を踏み固めることで川沿いの土手そのものを強くするという意味があったことが判明!
また関東・関西での川沿いの桜並木もぜひ一度は訪れてみたいスポットですよね!
春の限られた季節のお楽しみの川沿い桜で今年の春を感じてみてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。